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介護職は「やりがい搾取だ」と思う人への手紙②

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やりがいは、自分が決める。

 

介護職の「やりがい搾取」について

もう少し突っ込んで考えてみます。

 

搾取は

スタッフ側と会社側で、何かしらのバランスが崩れた時に起こる

と思います。

 

その「何かしら」は、自分と会社の現状をみる事で答えが出ます。

 

どうしたら「給料分の仕事が出来ている」と言えるのか。

テーブルの近くに座って 101 エッセイの本を読んでいる女性

 

自分が給料分の仕事をしているかどうかは

与えられた仕事に、真剣に取り組んでいる

一般的なルール(遅刻をしない、ミスは反省して修正する等)が、だいたい出来ている

で測れます。

 

もちろんこれも正確に数値化出来るわけではありませんが

1つの尺度として。

「だいたい」というのは、毎日ノーミスで働くなんて不可能だからです。

 

仕事が多い人、チャレンジしている人ほどミスが多くなるのは確率的に自然なこと

それに気づいて修正していく人は、普通に考えれば評価が高まります。

 

・会社との約束、契約の中で決められた内容を守っている

・守ろうと努力している

そんなスタッフさんは「給料分のお仕事をしている」と言えるのではないでしょうか。

 

スタッフ側も、会社を評価する。

Free Business Businesswoman photo and picture

 

会社がスタッフを評価するのと同時に

スタッフも会社を評価してみると、どうでしょうか。

 

最初の契約で約束したことを守ってくれているでしょうか?
もしそこに変更があったとしても、ちゃんと説明してくれますか。
組織図はきちんと機能していますか。
会社の文化や、職場のルールや雰囲気はどうですか。
給料明細を見て、おかしなところはありませんか。
会社や上司は、きちんと話を聴いてくれて必要な時には守ってくれますか。

 

現場のよくある意見としては

上司や会社の考えとソリが合わない

こちらがやる気あるのにつけこんで、どんどん仕事を増やしてくる

やってもやっても昇給しない

などがあるかも知れません。

 

スタッフがノーミスで働けないように

100点満点の会社なんてありません。

 

修正・改善を繰り返しながら進んでいるのは、働く側も会社側も同じです。

 

ただ、

やりがいというものと「会社の考え・機能」というのは、どうやら別物

のようだという視点は

冷静に物事を考える時に必要のようです。

 

会社というのは「ハード面」であり

スタッフのやりがいは「ソフト面」です。

これをイコールで考えてしまうと、会社に期待しすぎたり

個人差が出てくることになります。

 

自分が給料分の仕事をしているかを考えたら

次は、会社は約束した事を守っているかどうかを考えると

自分が置かれている状況が分かりやすくなります。

 

介護業界でいわれる「やりがい搾取」について私が思うこと。

山の風景写真の前に立っている人

 

自分(スタッフ)を評価する=給料分の仕事をしているか

会社を評価する=スタッフに正当な待遇を与えているか

という視点で考えてみると

「やりがい搾取」という言葉に、「ある不確かさ」が見えてくると思います。

 

それは「個人差がある」ということです。

 

例えば、私が比較的安い賃金で、けっこうな仕事量・仕事の責任を持って

働いていた頃、どうして「搾取」と思わなかったのか。

 

結局は人間関係が良かったからです。

 

その頃は本社から、ちょっときつめのノルマ(「お客様を増やしなさい」)と

プレッシャーがありましたが、チームでいることの方が楽しかった。

 

給料は安いけど、この職場で働きたい

当時はそう思っていました。

まだ子どもがいなかったし、その賃金でもやっていけたというのもあります。

 

ただ、これが条件を変えたらどうでしょうか?

 

人間関係が絶望的に悪い。

家族を養うのに、この賃金ではやっていけない。

 

この2つが目の前にあるとしたら、私は「転職」を考えます。

 

もちろん、何とか状況を改善しようと試みてから。

崩壊寸前の介護現場が、その後ウソのように立ち直った、

働きやすい環境になった、という話は時々聞きますので。

(SNSなどで全国の現場の話を見ていると、そういう情報もあります)

 

感情で辞めてしまうのはもったいないので

私の場合は、頑張って何か月も考えてみます。

 

辞めるべきか、改善が見込めるのか」。

改善が見込めないようなら、善は急げです。

世の中には、星の数ほど介護求人があるのですから。

 

話を「やりがい搾取」に戻します(・_・;)

このように

「やりがいの個人差」は、スタッフ側の「状態」によって大きく変わります。

 

繰り返しますが

人間関係が良くて、体もメンタルも良好で、仕事も楽しい。

こんな状態であれば、多少給料が安くても、仕事量が多くても

やりがい搾取だ!」とはならないんじゃないでしょうか?

 

介護の仕事は好きだけど、人間関係がイヤ

そういう言葉も、現場スタッフからよく聞きます。

・・というか、私もよく言っていました(;・∀・)

 

もちろん、だからと言って会社からの待遇が低すぎれば

それはほっておくわけにもいきません。

 

スタッフ側の要望と、会社側のやり方のバランスが悪い時に

「やりがい搾取」という言葉が出てきます。

 

どこにバランスを崩す要因があるのかを見つけて

改善の見込みがあればそっちにアクションします。

 

たいていの場合は1人でやっても無理があるので

リーダーや同僚などに相談しながら改善案を見つけましょう

 

残念ながら改善の見込みがない時は、職場を変えたほうが

幸せに働くための確率が高いと思います。

 

そうはいっても、今の職場にいないといけない理由があるんだよ

という方もいるかと思います。

 

その場合、大切な心身をせめて守ってあげてください。

 

私ごときが言うことではありませんが・・

何か理由があって職場を動けない場合は、辛いです。

職場の悪いところも必要以上に大きく見えてしまうかも知れません。

それでまた、自分が苦しくなってしまう。

 

苦しい時は、とにかく心身に優しくしてあげてください。

考え方、暮らし方を自分を癒す方向にすることが出来るのは、自分だけ。

 

「やりがい」という、目に見えないものがあるから

いい時は頑張れるし

悪い時は「搾取」と思ってしまう。

 

諸刃の剣ということです。

 

どちらにしても、幸せに働くやり方は自分が決めていく

そう考えて動いていると「搾取」から逃れられると思います。

 

この記事を読んでいる皆さんがもし「搾取」と思う状況にいたら・・

それを防ぐ・少しでも楽になるヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました(^^♪

 

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