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【ロードマップ】40代から、未経験で介護職への転職を考えているあなたへ⑤

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このブログの最初~最新の記事集

40代から未経験で介護職になるのは、全然遅くない。

 

結局、介護で働くってどうなの?

 

 

今まで、介護職になるための方法を書いてきました( ‘∀’)

 

「どうやって仕事を探し」

「どんな場所で働いて」

「どんな資格があって」

「どのくらいのお給料がもらえるか」

 

少しでも参考になれば幸いです。

今回は最終編として、介護の仕事をする時に

こういう事が気になるのかな?」と想像して

それに「現場目線」で回答したいと思います。

 

「体力面が心配なんだけど、大丈夫かなあ・・」

どんな職種で仕事をするかによりますが

基本的には「肉体労働」というニュアンスで間違いないと思います。

 

結論から言うと

「自分の体力とメンタル具合に合った職場・職種を選ぶのが大切」。

「そう言われたって、最初はそんなの分からないよ」ですよね(^-^;

こればかりは、経験してみて、体で分かる事かも知れません。

 

出来れば

面接や見学の時にスタッフさんの動きなどを見てみたり

面接官の方に、具体的な労働量などを聞いて

自分なりにイメージしてみましょう。

何度か、その職場でボランティアをさせてもらえると

より具体的に「どのくらいの負担があるか」が分かりやすいです。

 

一般論としては

ホームヘルパー、デイサービス、老人ホームなど

どこで働くにしても、お客様に気を配り、スタッフと連携していく事は

心身ともに楽ではない、というつもりで臨んで下さい。

 

とは言いつつ、心身の負担は「現場によって」違います。

 

どういう事かというと

1日で15人のお客様を、6人のスタッフで相手にするデイサービス」と

1日で30人のお客様を、2人のスタッフで相手にする老人ホーム」では

心身の負担は全然違いますよね。

 

これは、必ずこの人員配置という事でなく、ただのイメージです。

一般的には、デイサービスより老人ホームの方が

相手にするお客様の数が多いので。

 

そこにいるお客様が「どのくらい介護が必要か

そこにいるスタッフさんが「どのくらい仕事が出来るか

によっても、負担は変わってきます。

 

ホームヘルパーで働くにしても

正社員か、パートかによっても違ってきて

 

例えば私の場合、20代の頃は朝から晩まで休みなしで働いていました。

自転車で現場から現場へ飛び回り、今思うとトライアスロンみたいです。

 

デイサービスでは午前・午後と何十人も入浴介助したり

老人ホームで夜勤をやっていた時は、果てしなくオムツ交換をしました。

これを「体力いりませんよ」とは言えません・・

 

でも、そんな現場ばかりでも無いのです。

 

私は、今はケアマネジャーという仕事をしていますが

デスクワークが多くて・・けっこう運動不足です(;´・ω・)

 

デイサービスや老人ホームでも「なんだか穏やかだね~」という時もあります。

 

一般的な負荷で、朝から夕方まで働ける体力があれば大丈夫だと思います。

 

土木や不動産関係から転職してきた人からすると

「前の職場に比べると、介護はカラダ的に楽」だそうです・・(;^ω^)ホントカナ・・

 

身体的・メンタル的に配慮が必要な場合は、職場に遠慮なく相談して下さい

現場がどうしてもキツかったら、事務や相談業務を中心にしてもらうとか

他に手はあります。

 

それが受け入れられず、自分のキャパシティを超えた負担であるのなら

壊れる前に転職をおススメします。

世の中には星の数ほど仕事があり

大切なあなたが壊れてまでする事は無いと思います(^_^;)

 

疲れたら、こんな記事も読んでみて下さい↓

介護職の不眠や、体の疲れを軽くするために
介護のお仕事していると、夜勤などで不眠(睡眠不足)になったり、体がバキバキに疲れていたり・・。私も20年以上、介護のお仕事をしていて「そろそろ自分に優しくしないとなあ」と思い、色々やってみました(^^♪

 

「転職にあたり、年齢制限とかあるのかな?」

基本的に「ない」です。

 

2007年改正の雇用対策法では、年齢制限は禁止されています。

例外としては

・会社が定年の年齢を定めている

・60歳以上の高齢者を限定した募集および採用の場合

 

60歳以上となると、デイサービスなどの送迎ドライバー雇用が多い印象です。

もちろん、介護現場でバリバリやっている人もたくさんいます。

シンプルに言えば「介護職に年齢は関係ありません」。

 

70歳からヘルパーの資格を取っている人もいますし

心身が元気であれば働けます。

 

ましてや、人生経験豊富なシニア世代のスタッフさん達は

「親を満足に介護出来なかったから、恩返しのつもりで」とか

「自分も年を取ってきたから、相手(お客様)の気持ちが分かる」

事から、若いスタッフさんには出せない「年輪」というものがあります

 

ただ、ちょっと厳しめの事をいえば

採用面接をしていた時に思ったのは

面接でタメ口とかされると困るなあ・・

何だか活気がないなあ・・

履歴書をちゃんと書いてこないなあ・・

という事も多かったです(;’∀’)

色々な経験豊富なのも、頑張ってこられたのも承知です。

でも、だからこそ謙虚な姿勢が・・(以下、略)

 

「大人」の我々だからこその強みは?

 

40代以降の我々だからこそ出せる「強み」ってなんでしょう?

 

・個人差もあれど(笑)まだ動ける「活力」。

・色々な挫折を乗り越えてきた「社会経験」。

・叩き込まれた「一般常識」。

・理屈ではない、人間関係の機微をとらえた「繊細な感情」。

・たいていの事では折れない「人間力」。

・失敗をモノともしない「ツラの皮の厚さ」(笑)

・自分や家族を守る「覚悟」。

・・まだまだ、たくさんありそうです(;’∀’)

 

私自身が感じるのは、若い頃には無かった「どっしりと構える感覚」は

様々な苦しみを経験したあとの「今」があるからだと思います。

 

年齢を重ねて、より人生をリアルに感じられるようになった我々の

真剣度と覚悟」は、若い頃には出せなかったものです。

プラス、現場の経験を積んでいけば、より頼られる存在になるでしょう。

 

求められる人財ってどんな人?

これも職場によって違うとは思いますが

共通して言えるのは

・明るい

・清潔感がある

・人の話を聴ける

・相手(お客様、他スタッフ)が「何をしてほしいのか」想像できる

・チームで働いている意識がある

 

まず、こんなスタッフさんであれば

何の職種、どこの職場でも「求められる」と思います。

技術や知識が見られるのは、その後と言ってもいいくらい。

 

介護の仕事は、何より「人間性」が一番です。

人間相手の「究極の接客業」ですので、当たり前かも知れませんね(^_^)

 

介護職の魅力って何?

・未経験からでもチャレンジ出来る

・資格がたくさんあり、キャリア形成がしやすい

・職場が無数にある

・介護の知識、技術をプライベートでも生かせる

・管理職になりやすい

・・など、色々あります。

 

お客様に「ありがとう」と言われる事が多く

それだけでもやりがいと思えます。

 

ただ、個人的にはそれだけでは「魅力」と呼ぶには弱いと思います。

私が20年以上も介護の仕事を続けてこれたのは

自分を人間として、限界なく成長させてくれる」から。

 

20代の、何も出来なかった男の子が

家事も、身体介助も、緊急対応も、チーム作りも、

パソコン業務も、行政対応も、あれもこれも・・

すべて、介護の仕事から学びました

 

何より、そういう「スキル」の部分だけでなく

目の前の「人生の先輩」達との日常会話からは学ぶ事が多いです。

 

たとえば仕事論・家族論・人生論など

何気なく、実体験をもって教えてくれるお客様の説得力はハンパじゃありません。

 

年を取れば取るほど、教えてもらった事を教訓に生きていけます。

まるで「人生の教科書」を読んでいるような気分です。

こんな仕事は、あまり無いんじゃないでしょうか。

 

介護職のキャリア展望は?

 

介護職のキャリア形成はいくつかのルートがありますが

たとえばこんな感じです。

介護職員初任者研修

 ↓

介護福祉士実務者研修

 ↓

介護福祉士

と資格を取っていき、その後は

管理職・専門職・相談職・医療職にステップアップ。

 

たとえば

施設長・管理者

介護支援専門員(ケアマネ)

社会福祉士

看護師

リハビリ職

社会福祉士

認定介護福祉士

ERROR: The request could not be satisfied

*外部リンク元:「認定介護福祉士認証・認定機構」様より

主任介護支援専門員(主任ケアマネ)

403 Forbidden

 *外部リンク元:「We介護」様より

 

こんな感じで、キャリアアップのやり方はたくさんあります。

 

もちろん「現場を極めていく。特に役職はいらない」という人もいますし

介護職から始まり、看護師や理学療法士(リハビリの専門家)になる人も多いです。

 

介護系の資格や研修は本当に色んなものがあるので

賃金や立場など、自分に合ったキャリアを作っていく事が出来ます(^^)/

 

40代から、未経験で介護職への転職を考えているあなたへ(まとめ)

 

介護の仕事は楽しい

これが、私が20年以上持ち続けていた気持ちです。

 

介護が必要なお客様やご家族の暮らしを支えて、対価を得る。

シンプルにいえば、介護職はそういうもの。

 

お客様の人生は多種多様なので、本当に様々な人生に触れます。

当然、自分もそれに合わせた対応をしていくので

自然とスキルも「人間性の幅」も広がっていきます。

 

自分ではその成長に気づきづらいかも知れません。

でも何年か経つと

あれ?去年の自分はこんな事が出来ていたっけ?」と

成長に気づくはずです。

 

仕事が自分を大きくしてくれる。

大きくなると、新しいチャレンジが出来て、また成長する。

 

介護の仕事は本当にクリエイティブです。

 

ちょっと美談みたいになるのはイヤですが

介護ほど「長期間、本当に素の部分でぶつかり合う人間関係」の仕事を

私はほかに知りません。

 

要介護という極限の状態で、お客様は

「家族と会えない」

「友人の多くは死んでしまった」

「自分も病気で満足に動けない」

「社会的な役割もなくなってしまった」

など、喪失感や寂しさを持っている人がたくさんいます。

 

そこに介護職が関わる事で、暮らしの中に「温度」が戻ってくる。

このスタッフさんと会えて良かった

そう思ってもらえる事は、専門職としての喜びです。

 

今回、特に40代以降の「これから介護の仕事をしたい」という方に向けて

記事を書いてきました。

 

年齢を重ねていけばいくほど、なんだか人生が騒がしくなってきますよね(;^ω^)

背負う責任も増え、言うに言えない苦しみもあったり。

若い頃に比べて、切ない事が増えたなあ・・

というのが、今の実感です。

 

ただ、私の場合は娘がいなかったら、こんなに頑張れなかった気がします。

追い詰められないと、やらない人間なので(;’∀’)

 

そして、何をやるにも最初はドキドキだし、不安もあると思います。

でも、大丈夫です。

経験を積んでいけば、必ず介護のプロフェッショナルになります。

経験は神」です。

 

第二、第三の人生の選択肢として、介護の仕事を選ばれる方が

少しでもその不安から解放され

新しい世界に飛び込んでいける事を願っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^♪

 

 

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