仕事のモチベーションが上がらない時は
介護の仕事は好きですか?
「仕事が好き」。
素直にそう言える人は幸せです。
「楽」ということではなく
残業がある、仕事量が多い、お給料は高くない、
でもこの仕事が好きという状態。
「人間関係が良ければ頑張れる」という人もいれば
「お給料さえ良ければ何でもやる」という人もいるでしょう。
私は今まで、新聞配達、ファミレス、コンビニ、
ガソリンスタンド、和菓子屋、蕎麦屋などのバイトを経て
介護のお仕事にたどりつきました。
そして早22年が経ったわけなので
介護業界が一番長く、
肌感をもって「仕事観」を語れるのが「介護」になります。
幸い、介護のお仕事について
「きついことはたくさんあるけど、辞めたいと思ったことはない」
という気持ちで22年間をやってこれました。
ただ
「この職場は心底イヤだった」
「この人間関係だけは辛かった」
という経験は山ほどありました(´;ω;`)
「仕事は好きだけど、すべてがキラキラしているわけじゃない」
ということです。
モチベーションダダ下がり。
私自身もそんな日もあるし、今も私の周りや
SNSを通じて知り合った介護職の友人たちを見ても
そういうモードの時もあると思います。
そんな時、どうやって乗り越えていくのかを考え続けています。
完全な答えはなく、たぶんこれからも考えていくのだと思いますが
「しっくりきた」と感じることを、友達への手紙のつもりで書いてみます。
体と心をチューニングする方法
デイサービスや有料老人ホームで働いている時
仕事前日の夜とか、シフト表を見ながら
「ああ、仕事行きたくないなあ・・」と思うことが、よくありました。
訪問介護の時は基本的に1人で現場に入るので
シフト見てどうということはありませんでしたが
「明日はあのお客さんか・・。あの人すぐ怒るからイヤなんだよなあ」
の憂鬱はありました。
他にも、子どもと喧嘩したまま出勤した朝とか、心配事がある夜とか。
なかなか仕事頑張ろうという気持ちになれない時もあります。
20代の時に感じていることと
40代の今、感じていることは違うこともあります。
若い頃は仕事や家庭での責任も少なかったし
無条件に希望が持てましたが
今は年々、色々な責任が増えていきますし
いつも体が疲れてきている(笑)部分もありつつ。。
そんな時
「心とカラダ」をチューニングするためにしているのは
10分くらいの瞑想
瞑想や座禅についてはもう何年も前から
企業などでも「マインドフルネス」が取り入れられていますし
だいぶポピュラーになってきた気がします。
*外部リンク元:cocokuri様
私がしているのは
【 調身 】
朝起きてから布団の上にあぐらをかいて座り
何度か体を前後左右に揺らしてみて
しっくりくる(楽な)姿勢にします。
【 調息 】
そして、ゆっくりと呼吸をして
(吸うより、吐くほうを長くするとリラックスします)
【 調心 】
いま、自分のカラダのどこかに痛みや違和感があるか
「ボディスキャン」をして
自分がいま何を感じているかを「ウソをつかないように」
「そのまま」感じます。
怒りや不安、恐怖などが先に浮かんできますが
「そう感じているんだな」と、ちょっと引いた目で観ます。
最後に「自分にとって何が大切か」を言葉にして
「今日の日は、それをするためにあるんだ」と感じます。
これを1日のはじめにすると
その目的以外は「別にいいか」みたいに思えるし
頭もカラダもすごくスッキリして1日が始められます。
ストレッチやウォーキング
ストレッチは、YouTubeのストレッチ動画を観ながらやっています。
ウォーキングは仕事の昼休みに
別部署のスタッフさんと時々、職場まわりを歩きます。
仕事や家庭の話などしゃべりながらなのでリフレッシュしますし
ウォーキングの無料アプリをスマホに入れているので
歩いた距離や時間、消費カロリーなどを簡単に記録できて楽しいです。
20分~40分ほど歩くと脂肪燃焼にもなるし、とても気持ち良いです。
「どうでもいい日」をつくる
「どうでもいい」とは、なんだか今週は疲れるなあ・・みたいな時
「今日は遊ぶつもりで出勤するか」
「今日は誰に何を言われても気にしない」
「別にどうでもいいか」
と思う日をつくるということです。
*本当に仕事の手を抜くわけじゃなくて、気持ちのハナシですよ(;^ω^)
私は土日休みで、だいたい水曜日に「この日」を
もってくることが多いです。
そうなると、出勤日が「週4日」になった気になり
気が楽になります。
これは自分が心の中で勝手にやっていることなので
すごく疲れている時は「週1勤務」にすることも出来ます(^^)
やりたかったことをやる
私は40代になって今さら気が付いたのですが
「このままだと、やりたかったことは一生出来ない」
と感じたんですね。
若い頃であれば「いつかやればいいか」と思えたことが
年をとると「あれ?」というくらい、何も起こりません。
自分でアクションしないと、何も起こらない。
こんな当たり前のことに気が付いて、恐怖を覚えました(´;ω;`)
アクションとは、たとえばブログを始めたとか
ダイエット、禁煙、その他もろもろ。。
禁煙は今まで何度も失敗しましたが
今は1年くらいまったく吸っていませんし、吸いたいとも思いません。
自分でも不思議なくらい。
それは、YouTubeで「タバコがカラダに与える影響」を何度も観て
いかに毒かということを勉強したのも大きかったのですが
それでも続けてしまうのが「依存症」。
その後、タバコにいくら払っているんだろう、と計算しました。
1日1箱600円として、毎日吸ったら1万8000円。
そのお金を子どものために使えるんじゃないか??と。
私にとっては「健康」より「お金」でした(;’∀’)
新しいことを始めてみて「なるほど」と思ったのは
何かを習慣にする時は
・3週間続ける
=インキュベートの法則(負荷の強すぎないことを21日間続けると習慣化する、というもの)
・「精度より頻度を求める」
たとえばダイエットや筋トレでは
「1日1時間、毎日頑張ってみよう」みたいに
ちょっと高め設定の目標を立てていましたが
それだと、ほぼ続きませんでした。
極端にいえば「今日は腕立てを10回やっておわり」を3週間続けてみる。
習慣になったら、次のステップとして
「良い筋トレフォーム」「適切な回数」を身に付けていく。
「まず頻度を継続してみて、それから精度をあげていく」にしたら
何かを習慣にする→成果があがることに成功しました。
「悩みの自動運転」をやめる
「DMN(ディフォルト・モード・ネットワーク)」を御存じでしょうか?
簡単にいうと
「人間はいつも何かを勝手に妄想している。悩みは自動運転」ということです。
*外部リンク元:STUDY HACKER様より
仕事中も、車を運転している時も
「なんとなく悩んで、なんとなく疲れている」時はありませんか?
それが「悩みの自動運転中」で
ひょっとしたら、その悩みの多くが「妄想」かも知れません。
人間が妄想(特に悪い妄想)をするのに0.5秒もかからないそうです。
それをなくすためには
「あ、いま自分 妄想してる」と認識して
「これは妄想だから捨ててしまえ」と
何度も何度も「手放していく」。
そうトレーニングしていくと、少しずつ
「妄想を捨てるスピード」が速くなります。
やっているうちに、妄想が少なくなっていったり
「考えても仕方ないや」と思えるようになってきます。
モチベーションに頼らない。
モチベーションが上がらない時は
「モチベーションに頼らないで淡々と取り組む」のも良いですよね。
やることがどんどん終わっていくと
不思議と気が楽になることも多いと思います。
仕事とか家事とか勉強とか・・
「モチベーションが上がったから取り組む」より
「取り組んだらモチベーションが上がってきた」
という経験はないでしょうか?
これは「作業興奮」という脳の作用で
とりあえず、5分だけでもやってみると
脳のドーパミンが出て、やる気になるそうです。
「あ~、やる気起きないなあ・・」という時には良い方法です。
こんな風に書いていても
私自身、日々のあれこれに悩みながら生きているので
人様に言える立場じゃないんですけど(;’∀’)
みんなで頑張ったり休んだりしながら進んでいければなあ、と。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^♪
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