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介護の接遇と「変わらない人達」への対応方法

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介護現場の「接遇」ってなに??

介護のみならず、接客あるところに接遇あり。

タオル, ローズ, 綺麗, お手入れ, サロン, スパ, 白い, 浴

 

介護現場では、しばしば「接遇が出来ていないなあ・・」という

スタッフさんがいます。

 

かくいう私も、たまに言葉遣いを間違ってしまって

あれは間違った」と思うことがあります(-_-;)

 

もっといえば、病院の受付や医療職、市役所、コンビニなどでも

この接客は気持ちいいなあ

ちょっと残念だなあ」と思うこともありますよね。

 

接客は、その会社やスタッフさんの

「質」と「お客様に対する気持ち」をあらわす

大切なスキルだといえます。

 

接遇がきちんとしている店にはまた行きたくなります

店が残念でも、あるスタッフさんは飛びぬけて良い接遇をしているとなれば

あの人に会えてラッキー」ということにもなります。

 

接遇がうまくなることのメリット

女性, 仕事, オフィス, ホワイトボード, ミーティング, 女の子, 従業員

 

お客様に心地よい時間を提供できる
それを見たご家族も安心する
スタッフさんの評価が上がる
「ここは任せられるチームだ」と組織全体の評価が上がる
本当に接遇を意識すると、スタッフ同士の空気も良くなる

 

以前一緒に働いていた同僚は

介護は究極の接客業」と言っていました。

私も同意見です。

 

接客は「相手に迎合する」ことではなく

その場(相手)の空気を読み、それに合わせて対応し

 場(相手)が心地よくなるためのスキル」です。

 

私は「介護はクリエイティブワーク」と思っていますが

 

接遇という面だけ見ても

相手に合わせて瞬時に対応を変えていくことにも

クリエイティブなものを感じます。

 

「残念な接遇」はこんな感じ

猫, Feuler, 怒っています, 怒り, ネコ科の動物, 動物

 

介護現場における接遇のメリットとは逆に

私自身がやってしまった・見てしまった「ダメな例」がこちらです。

 

・お客様が目の前を通り過ぎても挨拶しない
・お客様やご家族に、信頼関係が出来ていないうちから友達言葉
・電話で馴れ馴れしくしゃべる
・めちゃくちゃな敬語を使う
・車イスに乗っているお客様を目の前にして、スタッフAがスタッフBに
 「そこにいる~さん、あとで部屋に入れるから置いといて」と言う
 (お客様をモノ扱い)
・ナースコール無視
・老人ホームのお客様に主任が「イヤだったら出て行ってもらってけっこう」と言う
・お客様に話しかけられたスタッフが「あとで来ますね」と言って、全然来ない

 

これはほんの一例です(;´・ω・)

 

現場で働いていると、どうしてもすぐに対応できないこともあります

 

多くのスタッフの気持ちとしては

 

ああ、もっと会話したいんだけど時間がないから・・」みたいな

心苦しさを感じながら働いているのではないでしょうか。

 

ナースコールを無視といっても、夜勤の時など10秒おきにコールを連打し

行ってみるとそんなに用事がなかった・・みたいなことがあると

 

本当に対応したら良い場面」とそうでない場面が分かってきて

すぐ対応しない場合もあります。

 

こんな風に、スタッフ側にもおおいに言い分がありますが

ここで問題なのは「対応出来るのに、あえてしない」という場面です。

そして、言葉遣いや挨拶など、意識すればすぐ出来ることをしない、とか。

 

接遇の原則

人, 女性, 話している, 笑う, ハッピー, 友達, カジュアル, 屋外

 

一般的な「接遇の原則」というのが5つあります。

 

挨拶
言葉遣い
身だしなみ
態度
表情

 

これらを、相手に合わせてやっていくと

明らかに反応が良いものになることが多いです。

 

例えば「~さん、おはようございます」と挨拶から始まり

 

相手に合わせた話題をふる、声の大きさしゃべる速さ

失礼のないくらいのボディタッチ、今日も会えて良かったという笑顔

 

相手に負担にならないくらいの身体介助など

 

介護現場のスタッフさんたちは、こうしたことを

相手に合わせて流れるように日々やっていると思うので

こうして書いていると改めてリスペクトします。

 

それこそデイとか介護施設などでは

数十人相手に目まぐるしく、こういう対応をしているんですよね(;’∀’)

 

変わらない組織やスタッフがいる時は ~ちょっと番外編~

暴動, 抗議する, 街, 群衆, 法律, 正則化, 明細書, 支払い, お金

 

最後に

心あるスタッフさんが「接遇を高めようとしない組織」にいる場合。

 

さきほど言ったような

対応したくても物理的(人員や設備的)に出来ない」時

 

一般的にはまず上司に相談すると思います。

 

組織の規模(予算)や

時期(どうしても人員にムラがある時はあります)の関係で

すぐに対応出来ない、とかでも

それを改善しようとしてくれるのか

 

そうした「組織全体の事情」をちゃんと説明してくれるのか

 

少し時間はかかるかも知れないけど、改善してくれそうなら

そこを目指して頑張れるかも知れません。

 

私自身が残念な思いをしたのは

 

長期的な改善案も上司が出さない

そもそも上司が問題点に気づいていない(他人事)

よく分からない説明でごまかそうとする

 

でした。

 

また、接遇が荒い同僚に対しては直接言うとカドが立つので

 

定期的にやっているミーティング(勉強会みたいなもの)で

「接遇」をとりあげ、全体の課題としました。

 

・・が、接遇が荒い人って、なぜか「私は出来ている」と言って

全然改善しようとしない人もいるんですよね(-_-)

 

「改善しない上司や同僚・部下」がいた時

いくつかの打ち手があるかと思います。

 

変わらない人より、「変わってくれそうな人」にアプローチする

ミニオン, 話している, 笑顔, 会話, ハッピー, コミュニケーション

 

やっぱり1人で戦うというのはシンドイです。

 

そして、変わらない人は何を言っても変わりません

だって、悪いと思っていないので。

 

組織では有名な「2:6:2の法則」があります。

 

チームの中では2人は頑張る、6人はまあまあ、2人はさぼる」というやつです。

 

この「さぼる2人」はあきらめ、「6人」にアプローチします

 

その中の数人が「接遇を大切にする」モードになってくれたら、だんだんと

勢力図が変わってきます。

 

時間はかかるかも知れませんが、あなたの気持ちをその人たちに話してみましょう。

 

自分を大切に

水のユリ, 池, 花, ピンク, なだめる, 植物, 水, 水生植物, 自然

 

日々の現場仕事にくわえて、人間関係にも気を遣うのは

思っている以上にダメージが深いです。

 

私自身、22年間の介護職生活のなかで何度も心折れましたし、

死んだような暗い表情で働いていたことも数知れません。

 

ある時ふと「あ、もっと自分に優しくしてあげよう」と思いました。

 

それからはリラックスグッズを取り入れたり、マインドフルネス瞑想をしたり

遊ぶ時は仕事を忘れて遊ぶ、とか

「自分をどんどん許していく」方向にすると、力が抜けていきました。

 

役職についてみる

ビジネスマン, スーツ, ボタン, 上, 上品です, エレガント, マネジャー

 

これはけっこうハードルが高いのは承知ですが

「リーダー」「管理職」になってチームを動かす側にまわるのは

意外と現実的かも知れません。

 

私は「意味の分からない人の下で働くなら、自分が上になる

というマインドなので、これは実践してきました。

 

リーダーになると、自分が「意味の分からない人」になる場面もあるのですが(´;ω;`)

 

チームの方針をみんなで作るために立案出来る、決断出来るというのは

人によっては「我慢している状態」よりも健康的です。

 

会社の事情を別としたら

リーダー、管理職になるのは資格や経験じゃなく「気持ちです。

 

誰もが避けたがる「役職」というものにチャレンジした時点で

あなたはもう百歩先を行っています。

 

チームを作るということは、まず最初は「必ず」失敗します。

子どもが補助輪なしで、いきなり自転車に乗るように。

 

転んでいるうちに、いつの間にか実力がついてくるので

いつかうまくなるだろ」くらいの気持ちでいきましょう。

 

部署・職場変えをする

トラベル, 空港, 搭乗券, 搭乗, 荷物, フライト, 飛行機, 観光

 

取り組んでも、どうしてもダメな時もあります。

 

その時は、思い切って職場を変えた方が良いかも知れません。

 

どこに行っても、あなたが得た経験やスキル

頑張ってきたことは誰にも奪えません。

「良い勉強した!!」と、新たな場所で輝くのも素敵な選択肢です。

 

後半は「接遇」とは違う風になってしまいましたが・・

今の職場でも、別の職場でも

あなたが介護職として幸せになることを願っています

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^♪

 

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