G-TP2LY1DZ46

介護業界は「ブラック」なのか?それを作り出しているモノの正体とは?

☆当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
このブログの最初~最新の記事集

「ブラック」なのは「会社や組織・個人」。

 

Free Worried Girl Woman photo and picture

 

ネガティブなニュースが多すぎる。

世間では長年「介護業界はブラック

介護職はヘンな人が多い」というのが

ある意味、定説になっている気がします。

 

本当にそうでしょうか?

私は20年以上、介護の仕事をしてきましたが

そうは思いません。

 

どうしてそう言われるのか、今日は職場の同僚と話していました。

その中での結論として

業界がブラックなのではなくて

『その会社、その人間関係が』ブラックなだけ

という結論に至りました。

 

介護業界以外の友人たちの話を聴くと

保育も市役所勤めも、営業職も飲食業も美容師も

それぞれの労働環境だけ見れば「ブラック」と言えなくもないというか。

 

介護業界でも、残業もハラスメントもなく

しんどいことも無くはないけど

働くって、こういうことあるよな」レベルの職場もたくさんあるわけで。

 

それをそれぞれ処理しながらやっていくのが働くってことで。

 

介護職を好きで続けている人は

もっと淡々とやっている人が多い気がします。

 

要は、その会社や管理職のマネジメントによって

現場の人間関係によって、スタッフの価値観や感じ方によって

「ブラックか否か」が決まっているような気がします。

 

 

私は22年間、介護の仕事をしてきました。

ツライ思いもありましたが

「ブラック」と感じたことは無いんですね。

 

介護の特徴的なことといえば

ニュースで、虐待や介護職が起こした事件などがクローズアップされるが

 介護に関する良いニュースがほとんど流れない」だと感じています。

 

Free Journalist Tv photo and picture

 

別に美談を流して下さいとはいいませんが

あまりにネガティブなニュースを流しすぎなんじゃないか

現場の我々は思うわけで。

 

マスコミも、ある意味「社会へ警鐘を鳴らしている」のかも知れませんが

偏りすぎていると感じます。

 

物事には「良い面」もあれば「悪い面」もありますよね。

 

介護業界の人達は当たり前に知っていますが

世界トップレベルの「高齢者大国」である日本は

現在でも30万人以上の介護職が足りない

 

一方、平均寿命や医療の発達により

高齢者(要介護の方も)は増えています。

 

Free Old Couple photo and picture

 

スタッフが少なく、要介護の方が増えている

需要と供給のバランスがすでにおかしくなっている。

 

2040年には、3人に1人が65歳以上になる予想も立っています

 

そのすべてが要介護状態になるわけではないでしょうが

介護・医療の受け皿が今よりも必要になってくるのは

もう何年も前から分かっていたことです。

 

それなのに

学校では先生が「介護(職)はやめとけ」と生徒に言うこともあり

ネット検索では「介護職 底辺」みたいなワードも出てくる。

 

報道では介護に関するネガティブなニュースは「事件」として流れるが

日本としてどうしていくかは他人事であり、検証はほとんどされない。

 

ネガティブな報道のたびに、また介護職のイメージは下がっていき

また、「介護の仕事がしたい」という人が減っていく。

 

 

最悪なのは、介護職自身が「この仕事、最低」と言っている場合です。

 

仕事の愚痴と本音を一緒にしてはいけない。

本当にイヤなら、希望通りの業界に行けばいいだけです。

 

愚痴は、世間には「イヤなことばかりある仕事なんだ」というイメージを与えます。

仕事にプライドがある人は、そういうことはしません。

 

不思議です。

報道しているあなたや、あなたの親が要介護状態になっても

それを担う人達や、介護が必要な方を受け入れる施設の選択肢が

かなり少なくなっているというのに。

 

なぜ、ネガティブキャンペーンを続けているんだろう?

そこをこそ、検証してほしいと思います。

 

介護業界のみならず、色んな業界でも

その業界がブラックなのではなく

 その会社や管理職、スタッフの価値観や

 マネジメント、プロ意識の無さがブラックな状況を作り出しているだけ」。

 

明日も 私や仲間たちは、好きな介護の仕事をします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 



コメント

タイトルとURLをコピーしました