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介護職の人間関係でしんどかった事(2)

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介護の人間関係は難しい??

訪問介護時代

訪問介護で登録ヘルパーとしてやっていた時は

基本的にお客様と1対1だし

現場の直行直帰が多かったのもあって

 

人間関係で悩んだ記憶は少ないです。

 

サービス提供責任者になってからは

登録ヘルパーさんたちとのやり取り(お仕事を依頼する、現場同行するなど)

が多くなり、仕事をお願いする時とか

現場に同行した時の言葉づかいなど

けっこう気を遣った気がします(^_^;)

 

デイや介護施設だと「もろチーム感が出る」

水上のドラゴンボート

 

その後デイサービス介護施設で働いたりすると

現場での人間関係」を強く意識しないといけなくなりました。

 

同じフロアに色々な介護観を持ったスタッフがいると

何かしらすれ違いが起きます。

 

細かくいえば

このお客様を介助するか否か

 

その声かけの仕方は失礼なのでは

 

なんでそのレクを選んだんだろう

 

どうして見守りを怠るんだろう

 

なんで今、お客様そっちのけで記録を書いているんだろう

などなど。

 

同じ景色を見ていても、そのスタッフさんによって視点は違う

ということを、この頃学びました。

 

 

同じ価値観で同じくらいの危機感を持って動ければいいし

それが出来ている介護現場もあるのですが

特に歴史の浅いチームなどはなかなか難しいです

 

歴史・・というか、リスペクトの問題かも知れません。

 

スポーツのチームと似ているなあと思います。

 

同じ目的のために戦術を練り、練習でチームワークを深めていく。

 

ただ、介護のお仕事は人の入れ替わりが激しい場合も多く

それだと「連携を深めていく期間」が育めません。

 

まれに、出会って間もないのにガチっとはまるチームもあるのですが

 

それは「お互いにリスペクトしよう」と意識が出来ている人達が

幸運にも同じ場所にいる、というケースじゃないでしょうか。

 

 

どんな人間関係も、リスペクトがなければ破綻すると思います。

 

実際の体験談

Rollators, 歩行車, 動く, モビリティ, 高齢者, 年, 退職後の家

 

「いじめというほどではないけど・・・」

介護施設で働いていた頃の話です。

 

私は初めての「施設勤務」で、右も左も分かりません。

 

そのくせ「幹部候補」として入職したので

初日の挨拶まわりの時

 

上司が各フロアのスタッフに「この人、未来の施設長だから

みたいに紹介していきました。

 

私は、それがすごくイヤでした。

 

もちろん、元々いたスタッフさんは愛想笑いをしつつも冷淡です。

ポッと出が上に立つの?」みたいな感じです。

 

あるフロアの介護主任として配属され

緊張しながらも期待を持って出勤しました。

 

まずは現場のことを知らないといけない、とフロアに行き

スタッフさんに仕事を教わります。

 

たいていの人達は親切に色々教えてくれましたが

時々はチクっとしてくるスタッフさんもいます。

 

「今の時間、何をしたらいいですか」と聞くと

ああ、主任はそこで見守りをお願い出来ますか」と言うので

ステーションからフロアにいる数人のお客様を見守っていました。

 

見守り、ありがとうございましたぁ

とさっきのスタッフAさんが来て

別のスタッフBさんも来てステーションでミーティングしているので

私は居室をまわろうと思い、その場から離れました。

 

数メートル離れると、AさんとBさんの声が聞こえてきて

Aさん「主任に介護記録書いておいてって頼んだのに、全然書いてない

Bさん「マジで?やっぱり役に立たないよね~

 

記録書いてくれなんて一言も言われてないけど・・。

 

驚いた, サプライズ, ショックを受けた, ショック, 止まる, イライラする

 

作業中心のスタッフさん

また別の日、入浴介助を手伝っていた時のこと

 

脱衣所で、私は着脱介助を担当していました。

 

自分で服の脱ぎ着が出来そうなお客様だったし

実際にやろうとしているし

 

時間的にもそんなに急ぐ場面でもなさそうだったので

負担にならないくらいの距離から見守っていました。

 

年配のスタッフさんがそれを見て

何ボーっとしてんのよ!早く脱がせなさい」と言い

お客様の服をはぎ取りました。

 

「本当に介護福祉士なの?」と吐き捨てるように言われ

お客様の前で言い合うことも出来ず。

 

いまの場面、そんなに急ぐ意味ある?」と悶々としました。

 

流れ作業が当たり前になっていたのか

早く終わらせたかったのか

 

どちらにしろ、スタッフ目線のやり方だな、と感じました。

 

そして、同じ職場で働くスタッフへのリスペクトも感じません。

 

 

こういう細かい行き違いが、現場では毎日のように起こります。

細かいストレスが、雪のように積もっていきます。

 

医療関係者への苦手意識

赤い聴診器を持っている医者

私の偏見かも知れませんが

介護職には、医療関係(特に医師、看護師)への苦手意識がある気がします。

 

「なんでだろう」と考えると、私の場合は

通院介助やカンファレンスで会った時に、怖い医師や看護師がいて

 

「こんなことも知らないの?」と怒られたりしたことが

ある種トラウマになっているんだなあ、と。

 

 

今はケアマネジャーになってだいぶ軽減はされましたが

 

いまだに病院などで残念な対応をされると

この人たち、接遇って言葉知ってるのかな」と感じて

苦手だなあ・・」と思うことがあります。

 

 

ついでに言えば、行政の窓口でも残念な思いをすることがあります。

 

「すみません」と声をかけても

目の前にいる職員さん達が、まったくこっちを見ないとか。。

 

「それはちょっとウチでは分かりませんね」で終わらせるとか。

(代案はないのかい!と心のなかで突っ込んでしまいます)

 

考えてみると、介護職もしかりですが(;^ω^)

 

医師も看護師も行政の人も素敵な人達はたくさんいますから

職種関係なく、いい人はいいし、その逆もあり」ですね。

 

やっぱり偏見か・・。

 

あと、派閥や仲良しチーム関係でも苦労したなあ。

 

人間関係を良くする方法

 

 

介護現場はチームケアだから、一緒にやらないといけない。

そんなことは、みんな百も承知だと思います。

 

それが出来ない状況があるから苦労する。

 

どっちかが歩み寄っても

相手から突っぱねられたら空しくなるのは人情です。

 

私はもう20年以上もこのことを考えてきたので

同じフェーズで悩むのはもうイヤです。

 

自分もガマンせず、相手も尊重する。

 

アサーション」という考え方はもう古くなってきていますが

人間関係をスムーズにするのは、これと「セルフコントロール

かと思っています。

 

https://www.ashita-team.com/jinji-online/management/8765

*引用元:「あしたの人事Online」様

 

 

場が調和するために、自分がどう考えるか、動くか

にフォーカスしていると、自分のプライドや手法は二の次になります。

 

そうなると、あまり人とぶつかりません。

 

この人、言っても変わらないんだろうなあ」と最初から諦めると

不思議とちょっと冷静になります。

 

そのうえで、「場が良くなることは諦めない」。

 

禅問答のようですが

この職場に自分がいる目的は何か=トップゴールは何か

そのために、自分は人事を尽くしているか

 

その2つだけを考えていれば、人に対してまっとうな意見が言えます。

 

正しいか間違えているかはさておき

私はこう思いますが、あなたはどう思いますか、と。

 

それを、上司なり周りが判断すれば

 

「自分のことだけ考えている人」と

「職場やお客様のことを考えている人」

 

どちらが支持されるかの答えは出ると思います。

 

正論のうえでは。

 

 

ここで、不思議な「人間関係の力」が加わると思います。

 

意見の内容はよく分からないけど

「~さんはこの職場では発言力があるから」と

残念な方向に舵を切られてしまうこともあります。

 

組織図も何も、あったものじゃありません(;゚Д゚)

 

なので、何かを変えるのは時間が必要です。

 

同じことを言い続けていくと

賛同してくれる人が増えていきます。

 

本気だ」ということが伝わるからだと思います。

 

だいたいの人間は、様子見です。

 

だけど、本質を見たいとも思っています。

 

だから

本質は何かを自問自答して、言い続けていく人が現れると

最後にはついていきたいと思います。

 

そのあたりで、職場の潮目が変わります。

 

そしていくら本質的でも

穏やかでなければ人はついていきません。

 

攻撃的な人は、最後には攻撃され、余計な敵も増やします。

 

 

気持ち良い人間関係を作るのに大事な事は

 

リスペクトを忘れない

場の調和を目指す

自分の人事を尽くす

穏やかに、でもストレートに自分の意見を言い、人の意見を聞く

 

こういうことなのかな、と感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^♪

 

 

 

【レバウェル介護 派遣】

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