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【ロードマップ】40代から、未経験で介護職への転職を考えているあなたへ②

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このブログの最初~最新の記事集

「介護職」の給料事情

 

介護職の「給料」について

ここからは、介護職の「給料面」についてです。

自分自身のライフプランや、お子さんのいる家庭では教育費など

「お金」はとても大切なテーマですよね。

介護職の「働く場所」と「平均給与」について書いていきます。

 

働く場所はどんなところ?

 

「介護職」の中でも、働く場所・年齢・役職・職種・資格などによって

給料は変わってきます。

働く場所をざっくり分けると在宅系」「施設系」「病院です。

 

在宅系(お客様の暮らす場所が「家」)

訪問介護(ホームヘルパー)

通所介護(デイサービス)

短期入所生活介護(ショートステイ)

小規模多機能(ヘルパー・デイ・ショートを1つの拠点で行うハイブリッド)

 

施設系(お客様の暮らす場所が「施設」)

特別養護老人ホーム

有料老人ホーム

介護老人保健施設

グループホーム

サービス付き高齢者向け住宅 など

 

病院

*院内ヘルパーとして、食事の配膳やベッドメイキングなどを行う。

 

求人サイトやハローワークなどで紹介される「働く場所」の種類は

上記が多いと思います。

 

なんだか、施設にも色々あるんだなあ・・

と思われたかも知れませんが、ここではざっくり「在宅系」「施設系」が

あるんだな、くらいで大丈夫です(・∀・)

 

介護職の平均給与は?

2021年の介護職員平均給与(給与形態・雇用形態別)

≪ 月給 ≫

常勤: 31万6,610円

非常勤: 19万8,520円

 

≪ 日給 ≫

常勤: 22万3,880円

非常勤: 15万7,990円

 

≪ 時給 ≫

800円~1,500円

        *参考:「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」(厚生労働省)

 

介護職の給料」については、こちらで体験談を書いています↓

介護職の男性、給料事情
男性の介護職は稼げないのか??そんなことはないんじゃないかなと思います。介護でも他の職業でも「選ばれるスタッフ」になるための本質は同じなんじゃないかと。やってみて「やっぱりこうだった」を書きました。
「介護職のお給料」を考えた。
「介護職だけがホントにお給料が安いのか?」を考えました。否定はしませんが、全肯定も出来ない事実がそこにあり。工夫と行動次第でけっこう変わってくるんだなあ、と思います。

 

先ほどの厚生労働省の過去データによると

介護職員全体の「初任給の平均額」は23万2,460円です。

ここから各保険等が引かれると考えたら

手取り月給の平均は18万円~20万円くらいが相場だと思います。

 

実際に働いてみて、どのくらいもらっていたか

私の経験と肌感覚でいえば

一番給与面が良かったのは「有料老人ホーム」でした。

 

当時、求人サイトで給料を比較しながら見ていましたが

一番、金額が高かったです。

お金持ちが入居するから、収入が多いのかな?」と

その頃はシンプルに考えていましたが、あながち間違いじゃないかも(^-^;

母体の会社に収入が多いほど、給料が良い確率は上がります。

 

訪問介護で登録ヘルパーをしていた頃は歩合だったので

多い月は30万円ほど稼いでいました

(ただ、休憩時間はほぼ無い状態でした。。ウーバーイーツと似ています)

 

デイサービスだと、契約社員で

介護スタッフ生活相談員(施設のナンバー2的な存在)を兼務して

介護予防運動という事業リーダーもやって、月給(額面)20万円くらい。

・・なかなかコスパの良いスタッフです(;^ω^)

 

ちなみに有料老人ホームでは

介護主任で月給(額面)26万円くらい

ケアマネジャーで30万円くらいでした。

 

その後、小規模多機能という職種では

管理者(施設長)ケアマネジャーの兼務で30万円。

 

ただ、どの職場でも経営者のやり方1つで待遇は変わるので

「働く職種がこれだから、必ず高い・安い」でもないです。

これはあくまで「1つのサンプル」として。

 

給料面で後悔しないために

実際の給与・待遇については、面接でしっかりと確認した方が

のちに「こんなはずじゃなかった」と思わずに済みそうです。

 

採用側としても「給料は大事だから、この質問は当たり前だよね」

みたいに思う場合が多いでしょう。

(もし、この質問をして採用側がよく分からない回答をしていたら要注意w)

 

たまにあるのが、求人を出す時や面接時より

雇われてから提示される「雇用契約書」に書かれている金額のほうが安いケース

 

会社によっては、現場の事情で「業務内容」が多少変わることもありますが・・

「待遇」「業務内容」「役職」があまりにも最初に聞いたのと違う時は

雇用先に確認してみましょう(;´・ω・)

 

ちょっと気が重いかも知れませんし、自分の許容範囲内であればいいのですが

「あまりに違う」という時は確認。

それでも納得出来ない時は、上司や同僚に実態を聞いてみたり

公的機関に相談してみると良いです↓↓

相談窓口等一覧

*リンク元: 厚生労働省HP「相談窓口一覧」より

 

また、トラブル回避をなるべく防ぐため

無料サポートを受けられる介護求人サイト

自分の条件に合った職場を探すのをおすすめします(^^)/

 

「介護職の平均給与まとめ」

 

「働く場所ごと」の平均給与トップ5

1: 特別養護老人ホーム(34万5,720円)

2: 介護老人保健施設(33万9,390円)

3: 訪問介護(32万4,690円)

4: 有料老人ホーム(32万3,660円)

5: 介護療養型医療施設(31万7,040円)

 

「あれ?有料老人ホームがトップじゃないの?」と思うかも知れませんが

あくまでこのランキングは「介護職員の全国的・データ的な平均」です。

 

さきほど挙げた私の経験上の金額は「介護主任」「ケアマネジャー」などの

管理職であり「夜勤手当なし」でこのくらい、という事です。

 

1・2・4・5位の、いわゆる「介護施設」で働く介護スタッフさんには

夜勤」が月に数回あり、夜勤手当は1回あたり平均6,000~7,000円が多いようです。

 

そして、求人サイトなどを見ると分かると思いますが

実際に働いてみると、このランキングくらいのお給料は少ないかも知れません(・_・;)

 

「正社員」で「介護福祉士などの資格があって」「ある程度の役職について」

「夜勤や残業があって」くらいだと、このくらいの金額に到達するかもなあ、、

という感じです。

それでも、けっこう頑張ったら受け取れる金額という印象。

 

厚生労働省のデータですが、生身の感覚とはちょっと違います。

逆にいえば、データで出ているのでまるっきりウソではないというか・・

求人・転職サイトやハローワークで探す時は

そういう会社を選んで、狙って行くつもりであれば「見つかる」可能性はあります

 

「給料を上げていく」方法

キャリアアップも交えて言えば

① まず、資格を取って就職する。

② 実務経験を積んで、介護福祉士・社会福祉士・ケアマネジャーなどの資格を取る

③ 職場のリーダー、管理者、エリアマネジャーなどキャリアアップをする。

などが、分かりやすく「給料を上げていく」ルートです。

 

ただ、資格がなければ管理職になれないというわけでもありません。

実は、多くの職場では

管理職やリーダーにはなりたくない」というスタッフさんが多いです(^-^;

 

私自身も昔は「おことわり」していましたし

逆に、スタッフさんに「リーダーにならない?」と言っても

「おことわり」されました。。

責任を負いたくない人が多いんですね。

 

だからこそ資格というよりは、1年くらいの経験でもいきなり施設長になったり

場合によっては「幹部候補」という事で、入社してすぐに

そういうポジションで迎え入れられる事もあります。

(実際には3か月~半年くらいの試用期間があると思いますが)

「キャリアアップしたい」という気持ちを伝えたら

割合にすぐ叶えやすい業界かな、と思います。

 

「そうは言っても、管理職にはなりたくないなあ」という人は

夜勤を増やす、副業をするという方法もあります。

 

副業は2018年以降かなりオープンになってきていますが

一応、職場の「就業規則」を確認をして行いましょう。

 

気分転換に全然違う職種を経験するも良いですが

スキルアップという意味では、別の介護現場を経験したり

福祉の専門学校で非常勤講師をする事も可能です。

(この場合はある程度の実務経験があって、専門学校にツテが必要)

私も講師をしていましたが、1日あたり1万円ほど頂いていました

 

まとめると

① 最初は「求人・転職サイトなどで待遇を確認する」

② 「それが本当か、面接先の会社に確認する」

(自分から言いづらかったら、求人・転職サイトのスタッフさんに相談)

③ 自分が何をしたいか(キャリアアップするかどうか)も込みで、働き方を考える。

という流れで自分の給料を設計していくと良いと思います。

 

次回は「介護の資格は何があり、どう取るのか」。記事リンクはココから↓

【ロードマップ】40代から、未経験で介護職への転職を考えているあなたへ③
「介護の資格は、これを取っておけば大丈夫!」というものを書きました。40代、50代から介護に転職する場合、人生経験もさることながら、外部から評価されるのは「資格」も重要な要素。キャリア形成のために、資格という「チケット」を持っておきましょう(^^)

 

 




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