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【 具体例あり 】介護現場の「良い上司」10選④

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上司は「みんなを安心させる人」。

 

介護現場の「良い上司」ランキング8位~10位(‘◇’)ゞ

1位~7位の記事はこちら↓↓

【 具体例あり 】介護現場の「良い上司」10選①
介護現場で「上司にめぐまれない」、逆に「スタッフとうまくやれない」という方はいませんか?介護職を20年以上やってきた中で「良い上司ってどんな人?」と、スタッフさん達によく聞いていました。すると「良い上司」には共通点があったのです。
【 具体例あり 】介護現場の「良い上司」10選②
「介護現場の良い上司ってこんな人」の第二回目です。「公平な人」「気にかけてくれて、応援してくれる人」がやっぱり人気ですね(^^) そんな上司になる方法は、たとえばこういうのがあるかも知れません。
【 具体例あり 】介護現場の「良い上司」10選③
「上司って難しい」と思いますよね(-_-;) 「こんな人がいいなあ」と思っていても、いざ自分が上司になるとなぜか出来ない事ばかり・・。スタッフさんのせいにしたくなる時もあるけど、ちょっと考え方をプラスしてもいいかも知れません。

 

8位: 介護技術が高い。技術的に指導してくれる。

教える, 教育, 学校, クラス, 茶色校, 茶色の教育

これは言わずもがなというか、基本的なことかも知れません。

現場によっては、身体介護技術をあまり必要としない場所もありますが

何もこれは「介助」に限った話ではありません。

 

お客様への「声かけ」「表情」「身だしなみ」なども「技術」

部屋を片付ける、転倒リスクを下げる環境整備なども「技術」

花を活けてあげるとか、良い香りでフロアを満たすなど

つまり「お客様が快適になることはすべて技術」。

 

こういうことを教えてくれる上司は、やっぱり素敵です。

介助の技術でいうと、私はいつも「透明人間になりたい」と思っています。

 

たとえばトイレで、女性のお客様を介助する時。

同性介助が基本とはいえ、どうしても異性介助になることもある。

そんな時(相手が)「恥ずかしいだろうなあ・・」と思いますよね。

 

どうしたら、相手が恥ずかしくないかを考えたら

死角に立って、必要最低限の力で介助する」ことで

透明人間になれるんじゃないかと思ったんです。ちょっとでも。

 

筋力が弱っていても、ある程度立てる方であれば

「もう立てないかな?」と思うあたりで手を貸せばよくて

本人からしたら「あれ?立てるなあ」みたいに感じてもらえればよくて。

 

どこまで立てるかも日によって違うから

これは肌感覚ですが。

一番近くにいる「介護職」だから出来ることだと思います。

 

ケアマネになってからはそのへんの感覚も錆びついていますが(;^ω^)

特に新人さんには「基本技術」・・

それも「誰のために、どんな技を使うか」を教えたいものです。

 

9位: いつも冷静沈着。ちょっとドジ(笑)

ピエロ, ストリートパーティー, カーニバル, コスチューム, カラフル

 

パナソニック創業者の松下幸之助氏の有名な言葉に

仕事が出来る人は、愛される人」というのがあります。

その必要性はチームリーダーになれば

多くの人が痛感することではないでしょうか?

 

上司になりたての頃は、とにかく気負います。

力の加減がまだ分からないからです。

実力が無いから、虚勢を張ってしまう

 

でも、スタッフさん達は割とクールにそれを感じていますから

痛々しく見えているでしょう。

 

ある程度の時期までは仕方ないかも知れませんが

とりあえず限界まで頑張って、「ああ、ダメだ」と

自分の実力不足に笑ってしまったら

弱い自分も見せてしまいましょう

 

完璧に出来る上司より、ちょっと抜けている人の方が

「助けるスキマ」があるものです。

 

スタッフさんとは不思議なもので

色々と上司の文句を言う心情のウラには

助けたいけど、どこを助ければいいか分からん

とも感じている場合があります。

 

そこで上司が虚勢を張ってしまうから、さらに助けるタイミングを失う。

「好かれる上司」は「スキのある上司」ともいえます。

 

極端にいえば、上司というのは「必要な時だけそこにいればいい」存在です。

みんなが困った時にビシッと対応して、あとはフワッとしていてもいいんです。

そうすることで、スタッフさんが力を発揮する場面を作り出せます。

 

10位: 問題解決能力がある。

男性グループの前に立つ男性

 

ランキング上では一応「10位」にしましたが

これは上司の基本能力、存在意義です。

 

最終的に、チームの問題を解決してくれる。

問題を解決するには、「何が問題か」をキャッチしないといけません。

 

どのくらい細かくキャッチするか、しないかは

チームによって違います

スタッフさんの力量がどうかや

スタッフさんにどのくらい任せられるかによって変わるからです。

 

私も、崩壊していたチームの管理職になった時に試行錯誤しました。

そういうと、当時のスタッフさん達には失礼だと思います。

でも、実際に崩壊していたんです(;´・ω・)

 

お客様へのリスペクトは無い

スタッフ同士で陰口を言っている

適当な仕事をしているに留まり、成長しようとしない・・

そんな感じでした(;゚Д゚)

 

私は、気持ちの面でレベルアップするのをいったんあきらめ

組織図を作る

現場のリーダー職を作る

各スタッフの役割と責任、指示系統をハッキリ示す

など「ハード面」を整備することから始めました

実際、この方がうまくいきました。

 

なぜかというと、基本的にみんな「ルールを守らないと社会人失格」

みたいな価値観を持っていたからです。

渋々でも、上司がハッキリ示したことを破れば良くないというのを

理解していたから。

ヒューマンより、システムを整備する方が最初は効率がいいです

 

が、本当に大事なのはヒューマンが変わること。

問題解決能力を持ったスタッフさんが増えれば、チームは安定感を増します

組織のシステムを整備したら、スタッフさんのやることが明確なので

力を発揮しやすいようでした。

 

シンプルにいうと

「ルールを守っていたら、あとは好き勝手に動く」

ということをOKにしました。

 

それでスタッフさんに自主性が生まれ

チーム力が底上げされて

基本的に私がいなくても、現場はまわるようになり

何かあれば、そこで初めて上司が出ていくようになりました。

そうなるまでに3年以上かかってしまいましたが・・(;’∀’)

 

スタッフさん達の気持ちとして

「(上司には)問題解決能力があってほしい」と願うということは

決断をしない上司が多いのを表している気がします。

うやむやにして、先延ばしにして

問題が解決したんだかしていないんだか、わからん・・」みたいな。

 

もちろん、いくら上司でもスーパーマンじゃありませんから

何か問題が起きるたびに頭を抱えます。

 

そこから色々と考え、時にはメンタルをコントロールして

解決しようと動くのです。

なかなか大変な作業です。

 

大変だからこそ、「チーム力を上げていく=スタッフさんが成長する

ことに力を入れていくと、上司自身がフリーで動きやすくなります。

フリーで動ければ、よりスタッフさんをフォローする体力が出来ます

 

チームによって「どこで上司が問題を解決するか」に違いはあれど

問題を解決するためには

何が問題かを見極める

それを解決する経験を積む

今の自分だけでは対処出来ないなら、素直に助けを求める

時間をかけてでも、チーム力を底上げする

これをトライ&エラーしながら、解決能力が身に付いていきます。

 

介護現場の「良い上司」ランキングまとめ

介護職経験20年以上の私が、今まで出会ってきたスタッフさんに聴いたり

介護系アプリで集計してきた「良い上司は、こんな人」を振りかえってきました。

 

1位: 必要な時に相談にのってくれる。話を聞くのがうまい。
2位: 普段は現場に口は出さないけど、いざという時に対応してくれる。
3位: みんな(お客様・スタッフなど)に公平に接してくれる。
4位: 気にかけてくれ「一緒に頑張ろう」と応援してくれる。
5位: 誉める時は、ちゃんと誉めてくれる。叱る時は、きちんと叱ってくれる。
6位: 陰口を言わない。
7位: スタッフに丸投げしない(責任を取ってくれる)。
8位: 介護技術が高い。技術的に指導してくれる。
9位: 冷静沈着で、たまにドジ(笑)
10位: 問題解決能力がある。

 

実際には、上司も人間ですから毎日これが出来る人は少ないと思います。

ただ、現場スタッフさんは「こんな上司がいいなあ」と感じているようなので

少しでも参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^♪

 

 

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