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メンタルどん底だった私が介護の転職に成功した時の話

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環境を変えれば復活することがある。

メンタルがどん底だった時の私

Free Man Depressed photo and picture

 

「仕事どころか、何もかも空しい」

それが、数年前の私の心情でした。

 

有料老人ホームでケアマネジャーをしていたその頃

プライベートもうまくいかず

日に日に、仕事のパフォーマンスが落ちていくのが分かりました。

 

具体的には

・入居者様の部屋に行って困り事を聞くのがおっくうになる

・朝礼や夕礼、ミーティングなどで一切発言しない

・ご家族へのきめ細かい対応をしなくなる

・前に出来ていた事が出来なくなり、軽いパニックになる

などです。

 

このままだと鬱になるな。いや、もうなってるのかな?

漠然とした不安がありました。

 

初めて、精神科を受診した。

 

あまり眠れなくなり、食欲も落ちてきたので

これはいよいよ・・と思い

初めて精神科を受診しました。

 

でも、そのクリニックは診察室と待合室が近く

部屋同士も仕切りがあまかったので

 

私が悩み事を言っていても、それが待合室に聴こえたりしたのと

医師も、少し話を聴いたら

じゃあ、こうしなさい」と断定的に結論づける方で

 

受診しても全然スッキリせず

次からは診察なしで眠剤と安定剤だけ処方してもらっていました。

 

2か月くらい服薬していると

確かにポワーっとして、少し気持ちが軽くなる?ようでしたが

 

これで解決するんだろうか」と

薬を止めるようになり、YouTubeや本で「眠れる方法」や

心が楽になる方法」を探していました。

 

少しずつ手探りで「不安が減っていく」方法を試していくうちに

幸い、眠れるようになってきました。

 

ただ、私の場合は

「悩みそのもの(特にプライベートなこと)と距離を置いて

 時間が過ぎるのを待った」のが有効だった気がします。

 

 

その後、いくつかの精神科に通いましたが

基本的には「話を聴いてくれる」医師が多いことや

「薬も時には有効」なことも分かりました。

 

今になって思えば、自分の判断で薬を止めたり飲んだりは

心身のバランスを取るには、リスクがあるやり方だと感じています。

 

ケアマネとして、お客様に

ちゃんと薬は飲まないとダメですよ~」とか言っているのに

反省ですね(;^ω^)

 

業務量が自分のキャパをこえていた。

Free Despaired Businessman photo and picture

 

もう1つ、物理的にしんどかったのは業務量でした。

私が勤めていた有料老人ホームは80名で満床。

 

24時間看護体制があり「どんな方でも受け入れます」と言葉通り

本社の営業部隊が、どんどん入居者様と契約します。

 

明日、入居前面談に行ってきて」と言われ他県に行ったり

重度の医療対応が必要な方がけっこう多くいたので

 

医療的知識が弱かった私にとっては

勉強にはなるけど、正直プレッシャー」でした。

 

また、そのホームは「半年でケアマネが変わる」と言われていて

実際、私が来る前まではそうだったようで。。

 

80名の入居者様がいれば

少なくとも80名のキーパーソン(ご家族)がいます。

そして、スタッフさんが50人以上います。

その人達から見たら、ケアマネは私1人だけ。

 

1人のケアマネにかかるプレッシャーと実務が多くて

退職者が多かったのです。

 

そんなことは知らない私が入職してすぐ、ご家族から

あなたも半年くらいでいなくなるの?」と言われた時は

少しショックでした。

私も、半年とは言わないまでも約3年しかいなかったのですが・・。

 

「とにかく逃げたい」。退職と転職

 

負荷の強い業務量と、色々なことから来るメンタル不調

 

私はだんだんと

「仕事の楽しさ」も忘れていき

「ただ、作業をこなす人」になっていきました。

 

今日がとりあえず終わればいい。

面倒なことは起きないでほしいし、起こしたくない。

スタッフ同士の人間関係も面倒くさい。

そんな感じでした。

 

色々なことがキツくなっていて

私は「逃げたい」と思いました。

「なんでもいいから、場所を変えたい」

そう思いながら出勤していました。

 

そして、退職届を提出しましたが、後任がなかなか決まらず

辞めるまでに半年ほどかかりました。

 

退職が決まっても

有給休暇もほとんど無いし、お金も余裕がなかったので

次の職場を見つけないと、と

いくつかの求人サイトに登録して、仕事を探しました。

 

ネットで探すと「ちょっと宣伝過多だな」とか思うのもあるけど

こんなに仕事先があるんだ」と、夢がふくらみます。

 

検索したキーワードは

「デイ」「(小規模の)有料老人ホーム」で

雇用形態は「正社員」「パート」

 

お金的にはもちろん正社員が良いのですが

気持ち的には「あまり責任を負いたくない」と

どちらかというと、パートにかたむいていました。

 

ネットで見つけたり、サイト先から紹介してもらったりで

デイと、小規模の特養など、いくつか面接を受けると

やっぱりというか、資格や経験で見られます。

 

この時ばかりは、ちょっとやさぐれていたので

管理者やリーダー職でどうか、と言われると逆に

いや、パートで働きたいんです」と

ちょっと病んでる風に答えていました。。

 

困った奴ですね(-_-)

 

環境を変える事で「復活」する。

Free Woman Sky photo and picture

 

仕事の内容自宅からの距離子どものお迎えなど

条件に合うところが無くて、しばらく職探しをしていました。

 

ある時、知人の紹介で

自宅から近く、子どもの用事などに合わせたシフト組みが出来る

という事業所の面接に行きました。

 

「小規模多機能型居宅介護」

・・舌をかみそうなサービス形態。

恥ずかしながら、私はこれをよく知りませんでした。

 

「訪問介護・デイ・ショートステイを同じ事業所のスタッフが提供し

 お客様の在宅生活を連続的にサポートできる」

 

面接でそう聞いても、ピンときませんでした(´;ω;`)

やってみると「そういうことか」となるんですけど。

 

面接で話を聞いてみると、どうやらその事業所は

「管理者とケアマネジャーが実質不在」とのことでした。

 

もちろん、本当にいないというわけにはいかないので

それぞれのポストに「名目上の人」はいましたが。

 

管理者とケアマネジャーを兼務して正社員で

これが、求人の内容でした。

 

私が望んでいた「軽めの業務量で、パートさんで

とはかなり違う内容でしたが

ある程度、自由にやっていい」と言われて

お願いします」と言いました(笑)

 

求人を探す時、私の心は濁っていました。

「何がしたいのか」より

「ここから逃げ出すこと」ばかりを考えていた。

 

それは良いことだとも思うのです。

もし家族が同じような状態だったら

病むくらいなら、まず逃げるか休むかしてほしい。

 

ただ

心の奥底には、自分でも気づかない想いがあることも発見しました。

 

私の奥底にあったのは

自分のペースを守りながら、自由にチーム作りをしたい

でした。

もちろん、子育ても一生懸命にやったうえで。

 

これが叶えられるであろう職場に出会えて

その後5年間ほどそちらでお世話になるわけですが

 

チーム作り、地域へのアピール、集客、

数多くのお客様とのエピソードなど

病んでいた自分とは別人のように働きまくりました。

 

*小規模多機能でチームを作った時の記事はこちら↓↓(①~⑤話)

介護現場のチーム作りで成功したかも知れない(1)
介護現場のチーム作りでずっと悩んで失敗してきたけど、振り返ってみると「ああ、あれは成功事例だったんだな」と思うことが最近あります。その渦中にいる時は分からないものですね(;^ω^)

 

この経験や、今までの部署移動などを通して分かったこと。

「メンタルどん底でも、環境を変えると復活する場合がある」

 

環境とは

・人間関係(お客様、スタッフなど)

・職場と自宅の距離

・職場内の雰囲気、文化

・働く時間

・お給料

などです。

 

それらを

「自分仕様にカスタマイズしていく」のは、自分しか出来ませんよね。

 

本当は、1つの職場で出来るだけ長く勤めるのが

安心出来ると思います。

 

ただ、何かの理由でそれが難しい場合

環境を変えることで生まれ変わることもあります。

 

今回は「自分が転職して良かった例はあるかな?」と思い返し

書いてみました。

 

何かお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^♪

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