幸せな介護転職のために

どんな時に転職をした方がいいのか。

 

介護転職をするタイミングについて考えました。

 

家族の転勤などでなく「自分で選べる時」という前提だと

 

 

 

こういう時が、職場を変えるタイミングです。

 

心身については、本当は「ボロボロになる前」に動いた方が良いと思います。

 

特にメンタルは、あるラインを越えると

「もうどうでもいいや・・」と、動く気力すら奪われてしまうからです。

 

私自身、会社でいえば５回転職しています。

（その中でも部署移動などがありました

 

訪問介護

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デイサービス

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有料老人ホーム

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小規模多機能

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居宅介護支援（ケアマネジャー）

 

訪問介護を５，６年経験してからは

「次は集団的な対応のスキルが欲しいな」とデイに行き

 

それから「お給料を上げたいな」と有料老人ホームに行き

 

数年後、プライベートなことでメンタルが落ちてしまってから

「ちょっと休憩したいな」と思い

 

あまり考えずに、知り合いの紹介で小規模多機能へ。

 

そこではいきなり管理者とケアマネジャーの兼務だったので

「人生の休憩」どころではありませんでしたが、役割があるおかげで

メンタルは復活しました(;^ω^)

 

そこはとても楽しい職場でしたが

会社の方針と合わない部分が多くなってきて

 

自分がいると組織としては機能不全になってるなあ、と思い

知り合いから誘われた居宅介護支援事業所へ来ました。

 

お給料は手取りで２万円ほど下がりましたが

人間関係も良く、残業もなく、家族の都合に合わせて

テレワークなど融通もきかせてくれるので

快適に働かせてもらっています。

 

心身が弱っている時の転職は慎重に。面接時のチェックポイント

 

個人的な経験からの反省？ですが

 

「スキルアップしたい」「もっとお給料がほしい」と

ポジティブになっている時は

 

転職サイトなどで

次の行き先を決める指針がはっきりしているのですが

「心身がきつい」時の転職は、注意が必要です。

 

慎重に選ばないと、同じことがまた起こるか

もっと悪化してしまう可能性もあるからです。

 

たとえば

人員の関係で過酷な労働条件のなかで働いていて

 

腰などを痛めてしまって転職を考えているのに

慣れているからという理由で、また同じような職種を探してしまう。

 

経験を活かす、という面では以前と同じ職種を探すのは自然ですが

面接などで

• 実際の人員について
• シフトの組み方
• 残業はあるかないか
• 無茶な身体介護はさせていないか

などを面接先に合わせた言葉で質問してみて

 

自分の健康状態についても出来るだけ正直に話すと良いです。

 

 

私自身、面接を担当していた時は

求職者さんが心配な部分、出来ればケアしてほしい部分、

待遇はこのくらいだと助かる、など

最初に正直に言ってくださった方が、後々トラブルになりにくかったです。

 

心身や働き方以外でも

家族のこと（子どもが小さく、ワンオペでやっているとか家族を介護しているなどの理由）

で、勤務時間を少し変則的に出来ますか、と質問した方がお互いに安心して働けます。

 

面接段階である程度「その職場の表面的な現状」は見えますが

メンタルに影響をおよぼす「人間関係」は分かりません。

 

ただ、初見の人間だから感じるチェックポイントとして

• 職場の雰囲気が明るいかどうか
• スタッフさんは挨拶してくれているか
• フロアの臭いはどうか
• （介護施設では）ナースコールが鳴りっぱなしじゃないか
• 職場は清潔か、物が乱雑に置かれていないか

などは面接の時にチェックできます。

 

これは、家族が入居する介護施設を選ぶ時にも応用できます。

 

 

それでもやっぱり「働いてみないと分からない」と思うので

もし明らかなハラスメントや、許容できないくらい（心身が壊れてしまうくらい）

の労働条件であれば、やっぱりそこは自分には合わないかも知れません。

 

できれば３か月は様子を見てみると、その職場の姿が見えてきます。

（良くない部分が改善しそうか、期待できないかも含めて）

 

 

世の中には、星の数ほど介護事業所があるのですから

あなたが壊れてまで、そこにいる必要はありません。

 

 

逆に、同じような失敗が続いている時は

ちょっと自分を振り返ってみるのもアクションの１つで

 

「私のどこが悪いんだ」と過剰に自分を責めることじゃなく

たとえば失恋と同じで「なんか似たような別れ方してるんだよねえ」

みたいな(;’∀’)

 

「メタ認知」＝自分を客観的に知る能力

 

ちょっと時間をとって自分の傾向や「やりたいこと」を

思ってみると、転職先を探す指針になります。

 

自分に甘く、というよりは「自分に優しく」。

 

少しでも幸せになるために働いているのですから。

 

今回は「介護転職をするタイミング」について書いてみました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^♪